脳進化理論(トータルヘルス基本仮説)の実証研究で、
しあわせで、からだに良くて、豊かなトータルヘルス社会の実現 を目的にしています。
具体的には、多くの専門家や専門機関と関わりながら
トータルヘルス医学システム(統合医学を活用した公衆衛生医学システム)の開発と提供を行っています。
研究の目的
トータルヘルス研究の目的は「トータルヘルス社会の実現」です。
「トータルヘルス」の定義は、Healthの語源(図1.2参照)から導いた「社会全体として完全なる健康体」(以下枠内参照)とし、一般には「しあわせで、からだに良くて、経済的にも豊かな社会」と表現しています。
「health」の語源1)をさかのぼると「whole」という単語に行き着きます。
「whole」を辞書1)でひくと「全体」「完全体」「有機的統一体」という意味であり、「total」とは「個々のものが加えられ、合計された総体」と記載されています。
したがって「トータルヘルス」の意味は「個々のものが統合された完全なる有機的統一体」となり、社会医学的に解釈すると「社会全体として完全なる健康体」すなわち「個々が本来の働きをイキイキと発揮しながら、それらが見事に統合され、社会全体としても素晴らしい働きをしており、こころ、からだ、環境、経済、経財などのあらゆる面で完全なる健康体」を指し得ます。
脳進化理論(トータルヘルス基本仮説)
「トータルヘルス社会の実現」に向け、その中核(コア)要素に関する研究を、多面(脳科学、量子力学、東洋哲学など)的に行っていたところ、昭和33年頃日本で起こった歴史的事実に基づく研究と出会い、その成果を咀嚼、発展させる形で脳進化理論(トータルヘルス基本仮説)を開発しました。
脳進化理論(トータルヘルス基本仮説)の概要は以下で(図3参照)、詳細はコアスクール(別名:アタマのお産)という問答形式の参加型スクールで公開しています。
社会全体的な脳の成長進化成熟(以下「脳進化」と記載)に伴い、人本来の働きが発現し、こころ、からだ、環境、経済などのあらゆる面で素晴らしいトータルヘルス社会が実現する。
脳進化理論は、「トータルヘルス社会の実現には、人本来の働きが発現することが前提で、そのまた前提には、社会全体の脳の量的、質的両面での成長進化成熟が必要である」というもので、人口爆発と危惧されている西暦1900年過ぎからの地球人口の急激増加(図4参照)も「社会全体的な脳の量的進化」、そして「社会の諸問題」も「脳進化の素」と全ての事象を肯定的に昇華することも可能にします。
トータルヘルス医学システムとは
そして脳進化理論に立脚した「トータルヘルス医学システム(統合医学要素を活用した公衆衛生医学システム・人本来の生活システム・TMS)」(図5参照)を、多分野の専門家や専門機関と関わりながら刻々と開発し、様々なトータルヘルスな組織(職域や地域)の実現に寄与する目的で提供しながらシステムを進化させ続けています。
開発している具体的な内容は以下の2項目となります。
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キーワード、 概念、定義
目的の実現に寄与する各種キーワードや概念、上記「トータルヘルス」を始めとした様々な名の再定義を開発しています。
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トータルヘルス行動システム(図6.7参照)
「人本来の行動」「脳進化に寄与する行動」と立証もしくは仮説が立つ行動を、既存研究からの抽出洗練などによって開発し、それを発生学知見を活用した「休働食住」分類(図7)などで分類しリスト化したものです。
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